運行管理者(旅客自動車)

運行管理者とは
運行管理者は道路運送法及び貨物自動車運送事業法に基づき、事業用自動車の運転者の乗務割の作成、休憩・睡眠施設の保守管理、運転者の指導監督、点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握や安全運行の指示等、事業用自動車の運行の安全を確保するための業務を行う。自動車運送事業者(貨物軽自動車運送事業者を除く。)は、一定数以上の事業用自動車を有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者を選任しなければならない。
試験区分には貨物と旅客があり、今回はバス会社やタクシー会社で専任が必要な旅客区分を受験した。
基礎講習の受講
運行管理者試験を受験するには、事業用自動車の運行の管理に関し1年以上の実務経験を有するか、実務の経験に代わる講習(基礎講習)を修了していなければならない。新潟の道路探索屋は実務経験がないため、基礎講習を受講した。以前は各地の自動車学校やヤマト運輸などが実施している集合研修を平日3日間かけて受講する必要があったが、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が2024年12月からオンラインによる基礎講習(e-NASVA)を始めていたらしい。オンラインのおかげで、自分のペースで基礎講習を受講することができた。
基礎講習は運行管理を行うために必要な法令及び業務等に関する必要な基礎知識を16時間かけて学ぶ。講座の受講手数料は8,900円であった。(令和8年2月時点)

CBT試験と合格発表
基礎講習を受講後、受講証明書を添付して運行管理者試験センターのホームページからCBT試験を申し込む。試験は毎年8月頃と3月頃の2回行われており、新潟の道路探索屋は8月試験を申し込んだ。
テキストを1周読み、過去問5年分を2周ずつ解きながら、理解の足りていない部分のテキストを読み込んで対策した。試験直前の7月28日に令和8年熊本地震が発生し、熊本県に8日間災害派遣で行ってきたため、新潟に戻った後に急ピッチで最終仕上げを行った。
CBTテスト受験後、9月24日に運行管理者試験センターホームーページ上で合格発表があった。令和8年度第1回試験(旅客)は受験者7,128人、合格者3,047人、合格率42.7%と直近5年で最も合格率が高かった。


受験申請時に追加で140円を支払い、試験結果レポートを申し込んだ。合格基準は(1)総得点が満点の60%(30問中18問)以上であり、かつ(2)大問①~④は少なくとも1問、大問⑤は少なくとも2問以上正解していることであるが、4問ミスの26点で合格できた。
試験結果レポートの右上についている青紙と、270円分の収入印紙、身分証のコピーなどを添付して北陸運輸局に申請し、10月半ばに運行管理者資格者証が届いた。
これでタクシー会社やバス会社、民間救急搬送会社などで勤務する際に有利になるが、いま所この資格の活用予定はない。
