旧桜町トンネル

旧桜町トンネル

新潟県小千谷市桜町

長岡市小国町と小千谷市を結ぶ国道291号は桐沢峠を貫く片側1車線のトンネルで、平成13年に開通した。それに伴い、旧道の桜町トンネルはお役御免となり、現在入口にはバリケードが置かれ、トンネル内は砂泥でどろどろの状態となっている。

白山運動公園南側の交差点に、旧道入口がある。「この先柏崎・小国方面通り抜けできません。」と看板が設置されている。

トンネルまで300mの地点で車両通行止めのバリケードがある。ここから先は徒歩で散策する。

中央線と電灯が、国道であったことを思い起こさせる。道の両脇には草が多い茂り、実質1車線分の広さしかない。

かと思えば、0.7車線分が崩壊している部分もある。平成16年の中越地震やその後の中越沖地震、度重なる大雨で道路が崩壊しており、この道路を車両で通行するのは大変危険だ。

見えた!トンネルと手前のスノーシェッドだ。

トンネルには柵と車止めのコンクリートブロックが置いてある。

トンネル内は立ち入り禁止。当サイトは廃墟探索サイトによくある不法侵入はしない健全なサイトなので、外から観察するにとどめる。

平成13年に新道開通に伴って旧トンネルは閉鎖された。探索時、すでに20年が経過しているが、看板の状態はとても綺麗だ。

トンネルの左手前に水のたまった枠が。これは恐らく消防用水利ではないだろうか。金属の蓋が錆びて落ちている状態と考えられる。

よーく見ると、「主要地方道柏崎小千谷線」とある。

トンネル内部。暗。画像では見えないが、足元には泥水に足跡が複数残っている。廃トンネル探索は、インフラ点検がされておらず、コンクリートが落下したり電気ケーブルが垂れていたりと危険だ。【よい子は絶対に立ち入らないように。】実際に私は入っていない。

後ろを振り返ったところ。多少歩きにくいかもしれないが、長靴の方がいいかもしれない。