イヨボヤ会館

イヨボヤ会館

新潟県村上市塩町13-34

イヨボヤ会館は村上市街地北側、三面川(みおもてがわ)の左岸に位置する鮭の博物館。村上のサケ漁の歴史や生態が学べるほか、地下には三面川からの分流、種川を泳ぐ魚を観察できる水中窓が設置されている。

イヨボヤ会館の外観。でっけえ鮭がいる。

館内には淡水魚の水槽も。ニジマス、美味しそう。(小ぶりだが)

孵化場にて。イクラに目玉が出てきて、しっぽで殻を破ろうと必死に動いている姿が愛おしい。

無事に殻をやぶって魚の姿となった鮭の稚魚は、イクラの栄養部分(卵のう)を引っ提げている。

海に出て北の海で美味しい魚を沢山食べた鮭は、故郷の川の水の匂いを覚えているのか、5年ほどで戻ってくる。こいつの尾びれは、長旅ですっかりボロボロだ。

鮭のほかにも、種川にはウグイやオイカワなどが沢山泳いでいる。

こんな所にハゼの仲間が引っ付いている。ハゼは地味に種類が多いから同定は困難だ。

イヨボヤ会館を出て左手にある「食事処はらこ茶屋」でランチ。やはり当地で食べる鮭は、スーパーで買う冷凍切り身より美味しく感じる。