草生水献上場(くそうずおんじょうば)

草生水献上場

新潟県柏崎市西山町妙法寺

「くそうずおんじょうば」と読む。県道393号長岡礼拝線の西山町妙法寺地区から南東に入り、1km程進むと着く。日本書紀に「越の燃土、燃水とを献上す」と書かれていたらしく、現在でも土中から天然ガス、石油がプクプクとわき出てるのを見ることができる。柏崎市の記念物(史跡)に指定されている。

駐車場から歩道が整備されている。「くそうず」というのは「臭い水=石油」のことである。

市教育委員会の説明書。

池・・・というか沼。そこまで異臭はしないが、若干メタン様のにおいがする。

新潟県は石油が各地で産出するので、田んぼからプクプクと気泡が出るのを見たことがある人も多いだろう。ここでは特にプクプクと、休むことなく産出している。

泥沼からメタンがわき、地面に穴が空いている。手前の黒々としたものは、枯れ草が石油に染まったものと思われる。

右上を見ると分かるように、うっすら油分が浮いている。