栖吉の大欅

栖吉の大欅

新潟県長岡市栖吉町(原町バス停)

国道352号線を長倉から栖吉方面に進むと、市営スキー場へ右折分岐する交差点がある。その交差点を直進してすぐに原町バス停があり、すぐわきに大欅が生えている。長岡市内の蔵王の大欅や、福島の大欅も見てきたが、幹の太さと枝の勢い、全体のバランス、どの点をとっても栖吉の大欅が一番に感じた。末代まで残したい一本である。

ちょうど車一台だけ停められるスペースがある。あまり近づくと根を痛めるので気を付けて。

長岡市の天然記念物に指定されている。これは納得。

栖吉神社の御神木らしい。現在の栖吉神社は東に600mほど離れている。左の石には住吉大明神の文字。

周囲には栖吉生まれの教育者、室橋音次郎の句碑があった。句は残念ながら読みとれず。

室橋音次郎氏の略歴。明治24年栖吉の生まれ、東京物理学校(現東京理科大)をでて、県内各地の校長を務め、栖吉中学校の初代校長も務めた人物だという。昭和50年没。

別角度から。

木の直下はアスファルト舗装されている。ekワゴンと比べると幹の太さがよくわかる。

全体の様子。樹勢が勇ましい。

2022年5月、新緑の季節に再訪。

反対側から。

木を見上げる。

大欅の全景。立派だ…