日出谷地区の俯瞰景観

林道日出谷八ツ田線竣工記念広場

新潟県東蒲原郡阿賀町日出谷

≪注意≫林道は危険です。落石・通行止め・野生動物・他車すれ違いに対処できる方のみ訪問してください。

林道日出谷八ツ田線は国道49号阿賀町八ツ田と福取の境(37.659606, 139.568661)を起点とし、県道322号日出谷地区まで延びる全長13kmの長大な林道だ。2021年6月のある平日に訪問した。

国道49号線阿賀町福取地区、新潟方面を望む。新潟方面から走ってくると、福島県境のすぐ手前に八ツ田地区がある。八ツ田地区と福取の境、福島に向かって左手に林道の入口がある。

林道に入ったところ。新潟の道路探索屋は林道の起点と終点で記念撮影をして、大まかな位置情報と林道の起点・終点の標柱を記録する癖がある。後から記録するのに非常に役立つ。

起点の標柱。これは簡素な造りだが、通常は林道名(起点/終点)、管理者の市町村名、総延長、幅員が記載されていることが多い。

林道を走ると、晴れていてもこのように落石がある。排水のための溝や砂利とコンクリ舗装の境目の段差、対向車など障害物が多いので、どんなに長い林道でも時速20km/h程度で走ろう。スピードを出すとパンクしやすくなる。スピードを抑えていればスリップや脱輪、正面衝突事故、動物をはねるリスクを抑えることができる。(経験者は語る)

カーナビ信者は林道で迷うだろう。林道はカーナビに表示されないので紙地図は必須。また、ノーズアップ(自車の走行方向が上)と北が上向き表記、どちらでも地図が読めるようになろう。

ナビのあてにならない林道では、このような看板が頼りになる。いまは左から右に向かって走っている。

このような分岐地点でも写真を撮ると、起点で撮影した時刻と現在地の撮影時刻から、大まかな走行距離を割り出し、終点まで何割の地点に来たかを把握する一助となる。時速20キロ固定にすると計算も楽。

新緑が美しい時期の林道探索は本当に楽しい。整備された林道は杉の木も等間隔であり見通しがよい。また、路上の落ち葉や落ち枝の量から普段の交通量を推定することもできる。(落ち枝の堆積した道では遭難リスクが高い。)

しばらく走ると広場にでる。

よう分からん碑もある。

現在地の広場は、竣工記念広場らしい。峰の部分に差し掛かり、一番標高の高い地点である。

広場の柵に立つと、遠く眼下に阿賀野川と赤い鉄橋がみえた。(スマートフォンで撮影、目視に近い)

望遠レンズで撮影。手前に県道322号道路の平瀬橋、奥に磐越西線の橋梁が見える。

右手前は日出谷地区。

日出谷地区のアップ。

橋の奥は平瀬(びょうぜ)地区。