東赤谷連続洞門

東赤谷連続洞門

新潟県新発田市滝谷 県道335号

かつて、新発田駅から東赤谷駅まで国鉄赤谷線(1984年に廃線)が延び、東赤谷から先は日鉄鉱業赤谷鉱業所専用線が延び、鉄鉱石を搬出していたそうだ。洞門の完成時期は不明だが、恐らく大正時代ではないだろうか。

新発田側から走っていくと、いちばん最初に現れる洞門。

2つめの最も長い洞門。2つめと3つめの洞門は、片側交互通行の信号機が設置されている。

天井アーチ面のタイル張りがそのまま残る区間。

こちらは天井のタイル崩落を防ぐためか、コンクリートで吹き付けられてしまっている。

先の見えない緩やかなカーブと、側面から差す外の光で独特の空気感がある。怖さはさほど感じない。

3つめの洞門を抜け、さらに加治川ダム方面へ進むと、日鉄鉱業専用線に使用されていた廃ガーター橋が残されている。