筒石駅

(JR西日本・北陸本線→えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン)

筒石駅

新潟県糸魚川市大字仙納字大谷928

 新潟県の鉄道珍スポット、筒石駅。地滑り多発地帯の北陸本線で、国鉄時代に複線・トンネル化工事を行った際、地下駅として存続したのだという。2015年の3月14日、北陸新幹線金沢延伸に伴って3セク化された。高校生だった2010年5月、授業終わりに特急と鈍行を乗り継いで訪れた。

富山方面ホームに到着。車両はJR西日本の車両でクモハ475系。

富山方面の時刻表(当時)。時間1本といったところ。

待合室から改札方面へ登る階段。一瞬「階段キツくね?」と思うが、こんなんでへこたれてたら駅から出られない。

登った地点から富山方面待合室を見下ろす。

トンネル内を特急はくたか(廃止)や貨物列車が通過する際、ものすごい風圧がかかる。風を逃がすための通風口。

富山方面ホームと直江津方面ホームを結ぶ水平通路。富山方面が改札から離れている。

続いて直江津方面へ向かう。

待合室の中。トンネル通過列車の暴風が入らないよう、扉が設置されている。

列車が通過するときは壁側に寄ってください。

プーップーッという接近警報音が鳴り響き、遠くから轟音とともにヘッドライトが近づき、特急はくたか(スノーラビット)が通過していった。

地下から地上を望む。長い階段。上越線の土合駅ほどではないが、初めて来るとぎょっとする。左の空きスペースはエスカレーターの設置を見越したものだ、という噂がある。

筒石駅の改札。当時は有人駅で、青春18切符の赤券を発行してもらえる駅としても有名だった。

駅舎には開駅記念日と、複線電化・新駅開業記念のプレートが。開駅記念日は新潟の道路探索屋の誕生日と同じで、なお愛着が湧く。

筒石駅地上駅舎の外観。