西山町大津の庚申塔群

西山町大津の庚申塔群

新潟県柏崎市西山町大津・県道48号線

長岡市の国道8号宮本インターから県道48号長岡西山線を進み、柏崎市の石地海岸へ向かうと、海岸線に出る直前に旧西山町の大津集落がある。長岡から海に向かって右手の斜面に、百基近い庚申塔群がそびえている。

県道48号線の北側斜面に数多の石像が。

近くでみたところ。

近くで見るとなかなかの迫力。字も達筆だ。年代は新しいものでは平成四年、左手前のものには文久元年(1861年)との文字も読める。江戸末期のようだ。

中には彫った字のところが剥離しているもの、割れたものもみられる。集落内に点在していたものを、圃場・宅地整備などに伴って集約したものだろうか。

(仏像には詳しくないが)青面金剛(しょうめんこんごう)という庚申塔のご本尊や、不動明王の石像も見られた。

横からみたところ。石地海岸方面から来ると気づかずに通りすぎてしまうかもしれない。