親不知海水浴場

親不知海水浴場

新潟県糸魚川市外波(道の駅親不知ピアパーク)

 糸魚川はヒスイの産地として知られ、全域がユネスコの世界ジオパークに認定されている。各地で発掘されるヒスイ製の勾玉や管玉といった埋蔵文化財はほとんどが新潟産のもので、古来から各地と新潟の交流があったらしい。ヒスイは新潟県の石や日本の国石にも指定された。

 糸魚川市の姫川河口付近から親不知海岸、富山県朝日町の宮崎海岸にかけては、海岸線の小石を探すとヒスイを拾うことができる。

道の駅親不知ピアパーク駐車場のすぐ裏手には広大な小石浜が広がっている。

海までが遠い・・・。この日は最高気温35度越えの猛暑日で、休日の割に人出は少ない。

海岸右手には、海にせり出す北陸自動車道の高架と、投げ岩が見える。

この日は凪。波が高くないので探しやすい。(ただし、ヒスイは重い石なので荒天の後の方が探しやすいともいわれている。)

ヒスイ探しあるあるだが、濡れた石はみな綺麗に見える。「おっ」と思っても乾くと「こんな普通の石だったっけ…」となる。

海の中を覗いてみる。ヒスイは白っぽい石にうっすら緑が表れることが多いというが、海の中の石はまず見つけられない。

海岸線左手は親不知漁港の岸壁。

この日見つけた中で、一番ひすいに近い色をしていた二つ。うーーーん…乾くとキツネ石にも見えるし、軟玉にも見える。水の入ったビンに入れて鑑賞する分には綺麗なので、塩抜きして淡水魚の水槽にでも入れるのが正解だろう(笑)

こちらは糸魚川市のフォッサマグナミュージアムに展示されているヒスイ。こんなもの見つけた日には失神するだろう。

こんな濃い色をしたヒスイを見つけた日には失ッ…