JR東日本小千谷発電所・山本調整池ダム

東日本旅客鉄道(株)小千谷発電所

新潟県小千谷市山本316付近

 JR東日本信濃川発電所(千手発電所、小千谷発電所、小千谷第二発電所の3発電所の総称)は、新潟県十日町市・小千谷市にある、信濃川水系から取水した水を利用している水力発電所です。ここで発電した電気は、首都圏や上越線、新幹線の電車や鉄道施設などに送られており、当社の基幹事業である鉄道事業を支えるエネルギー源として重要な役割を担っています。また、水力発電は二酸化炭素(CO2)を排出しない環境に優しいクリーンなエネルギーです。(引用:JR東日本ホームページ「信濃川発電所について」)

 信濃川の上流、十日町市宮中で取水した水を、小千谷市の山本第一・第二調整池まで流し、そこから一気に信濃川に戻す位置エネルギーで発電している。十日町から小千谷まで非常に長い道のりだ。新潟県を流れる信濃川の恵みで、首都圏や新幹線の電力を賄っていることは、もっと知られていいと考える。

国道117号沿いに発電所があり、その一段上にダムがある。公道から撮影。

赤いのは山辺橋。

山本調整池ダムの施設。

山本第一調整池。

何か…の施設。

千手発電所(右手)からきた水が右奥の発電所方向に流れ落ち、余分な分が調整池に流れてくるようだ。

ところ変わって、対岸の国道351号山本山大橋のたもとまできた。

先ほどいたダムの施設から、下の小千谷第一発電所まで30m~40mほど高低差があるのが分かる。5本の送水管は遠めに見ても分かる太さだ。

山本山大橋寄りの施設。

左手には小千谷第二発電所。こちらは山本第二調整池から水が流れてくる。

小千谷第一・第二発電所の全景。