満願寺の稲架木並木

満願寺の稲架木並木

新潟県新潟市秋葉区満願寺

 新潟県民なら、秋に収穫された稲が、道路わきに干されているのを見たことがある人も多いだろう。近年はコンバインによる刈り取りと脱穀から乾燥、精米まで機械でできてしまうため、道路わきの「はさ木」に干す光景もなかなか見られない。

 新潟市秋葉区満願寺のはさ木並木は磐越自動車道を挟んで700mほど続く並木道であり、新潟市の有形民俗文化財に指定されている。

国道460号阿賀浦橋たもとの中新田交差点から県道17号を北に向かい、浄水場を過ぎたところを左手に折れると満願寺と集落がある。

カーブを抜けると、高速道路の盛土まで並木道が続く。

高速道路の手前まできて振り返る。

高速道路をくぐる。ガードにもはさ木並木の文字が。

ガードをくぐった先。こちらの並木道は長くて圧巻。

同じ地点で広角に撮影。

さらに進む。この道路は40km道路だが、他の車両はみな飛ばす。途中で農道がいくつも交わるため、農耕車両との事故に注意が必要だ。

農耕車両の目線。

すこし離れた場所から並木道を望む。