大型特殊自動車免許

2022年01月20日

 なんとなく、大きな車を運転してみたいな~と思った人も多いだろう。新潟の道路探索屋もそうだ。そして、前回の交通違反(駐禁)から6年以上経ち、新たな免許の併記でゴールド免許になるという事もあり、令和3年冬、自動車学校への入校を決意する。

 普通免許以上を持っていると、大型特殊免許は6時間+卒検の場内教習のみで取得できる。実際に乗ってみると、車高が高い、中折れ式でハンドルを右に回すといったんケツが右に振られてから回転する、スピードをだすとボヨンボヨン跳ねるなど、特徴の多い車両だった。

お世話になる中越自動車学校。以前、AT限定解除の時にも通ったので2回目。普通車の教習はカローラアクシオに統一され、ナンバーも車号と揃えられていて気持ちが良い。

校舎から。大型教習車と、中央上は準中型教習車。右手の建物は合宿生の寮。

大型特殊の教習には日本キャタピラーのホイールローダ910Mを使用する。普通免許所持者は学科6時間(第一段階3コマ、第二段階3コマ)と卒業検定。法令で、一日に第一段階2時限まで、第二段階3時限までと決められているため、申込み日を除き最短4日間は必要となる。

グーグルより。コースの右上が発着点であり、外周(大特の指示速度30km/h)・内周、右左折、障害物通過、見通しの悪い一時停止交差点、踏切、方向転換などを行う。教習ではおまけとして坂道発進、S字・クランクの通過・バック通過もさせてもらった。

 敷地に隣接して、安全講習センターがある。大特免許は「公道を走れる」免許なので、フォークリフトで荷役をしたり、土を掘ったり雪をかくのにはこのセンターで「車両系建設機械技能講習」を受講しなければならない。

 中越自動車学校では運転免許+作業免許のパック料金が存在するが、受付嬢に「作業免許込みで教習期限3ヶ月です!」と言われ、多忙で作業免許を受講できる目処が立たなかったので申込みせず。嘘つけよ、大型特殊の運転免許の教習期限が全国共通3ヶ月なんだから、2日間以上その権利を侵害するような発言だ。その他にも、教育訓練給付金制度について、証明書類の名前の字が間違っていたり 、卒業時に「今日もうハロワに手続きに行って大丈夫です」と言ったり(実際は翌日以降が正しく、ハロワでまた来てね~となった。オイ、)。ここの事務員はレベルが・・・(これ以上言うのはやめておきます。。。)教習指導員の方たちは皆、教習段階に併せた指導をしてくれ、免許取得後の安全運転を考えた指導をしてくれるので【間違いない】。

 県警ホームページで指定自動車教習所卒後1年以内の事故率が公表されているので、指導内容で自動車学校を選ぶときの一つの目安になるだろう。

 そんなこんなで卒業。卒検は当日朝から昼までかかったので、午後の13時から免許センターで併記の手続き。新潟県警のホームページでは、当日持ち物に「写真30×24mm」としか書かれていないが、長岡・上越は持ち込み写真では免許証交付まで3週間かかるそうだ。(聖籠の本庁では当日OKだそう。)「それを書いてくれないと無駄金使って写真撮ることになるのでホームページにその旨追記してください。」とご意見を申し上げたので、ホームページが改善されることを願います。

 免許センターの警察官にはいろいろ言いたいことはあるのだが、せっかくゴールド免許になったのに公妨で捕まるのも嫌なのでおとなしく帰宅した。

 金帯をいつまでも大切に、改めて安全運転をしようと決意できたので、教習費用10万円でも受けて良かった。