危険物取扱者

2013年11月18日

危険物取扱者免許は、危険物ごとに6種類に分類されている。甲種は乙種の1~6類すべてに相当し、丙種は乙種4類(ガソリン・軽油)の一部。

私は中学時代から数学がからっきし駄目で、高校でも数学・化学・物理(教科名としては理科総合A)は苦手だった。英語や地理・地学というド文系コースを選び、大学もバリバリの社会学系だった。


大学というのは不思議なもので、自然と学習意欲が湧く。当時仲良くしていた子がバリバリの理系で、数学科のコースだった。対抗心なのか、仲間意識を持ちたかったのか、理系の勉強をしたくなった。

ただ、学生時代もそうだったが「何のために数学を勉強するのか」「物理・化学を勉強して何に役立つのか」という疑念を抱いたままではやる気にならない。そんな時に「資格取得」を一つの目標にしたら勉強できるのでは、と思いつき、受験した。


最初に受験したのは乙種4類で、ガソリンスタンド店員や、タンクローリーで灯油・軽油の移動監視に必要な資格だ。取っておいても損はない。確か金沢工業大で受験した。さまざまな大学に合法的に忍び込めるのも、資格受験の魅力。


無事に合格すると、ぜんぶ埋めたくなってしまう作りの免状。巧妙な罠である。その後、3類と5類を小松市の商工会議所で受験、2類を石川県地場産業センター、1類と6類を富山国際会議場で受験。複数科目受験を活用し、最短コースでコンプリートできた。(理系の学校を卒業した方は一気に甲種を受験できるが、文系の私は4種類取得してから甲種を受けるか、6回乙種を受けるか、という選択肢になる。)