郵便会社合併時の消印変更

 小泉政権時に郵政民営化関連法案が推し進められるまで、郵便局は国営(郵政庁→郵政事業庁)だった。2006年1月に民営化準備のために日本郵政公社が発足し、2007年10月に郵便事業株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険、郵便局株式会社からなる日本郵政グループが設立され民営化された。

 その後、2012年10月には郵便局株式会社と郵便事業株式会社が合併し、日本郵便株式会社となった。郵便局株式会社の郵便局と郵便事業株式会社の支店(時間外窓口)は、日本郵便株式会社の郵便局となり、一部局では名称変更が行われるなどした。その際、通信日付印(いわゆる消印)のデザインが変更になるという情報を得たので、道路探索屋(当時17歳)は長岡郵便局に2日連続で通い、A4上質紙に記念押印を依頼したのであった。9/30は日曜のため、長岡郵便局は午前中しか窓口が空いていなかったのだと思う。10/1は高校の授業が終わった後に行ったということになる。

2012年9月30日、郵便局株式会社の消印(左)と同年10月1日、日本郵便株式会社の消印(右)

(平成)24年または(西暦20)12年に下線が引かれているかどうかの違いなのだが、改めて見ると10月の欧文ローラー印では未だに下線が残っている。これは…エラー印なのだろうか。当時気づいて質問していればよかった。