鞍掛神社
鞍掛神社
新潟県長岡市中之島宮内839
見附市の道の駅パティオにいがたから与板橋方面へ、県道20号、国道403号を進み、末法を左折。農道を進むと、県指定重要文化財の鞍掛神社がある。2022年5月21日訪問。
「弘仁13(822)年の創立とされており、かつては七堂伽藍の壮大な構えだったが、元禄3(1690)年に火災で焼失。同4年に再建。建築様式は寄せ棟造り妻入りで、昭和60年に中之島町指定文化財となり平成元年に解体・復元工事が完了。平成4年に県指定文化財指定。(引用元:長岡市ホームページ)」
鞍掛神社前には駐車可能なスペースがある。
道路側から見ると、拝殿の後面が最初に目に入る。茅葺きの重厚な神社だ。
前面。
正面から見る。
扁額。宮大工の棟梁たちのシールが貼ってある。
神社建築は角が面白い。
真下から。並行垂木だが、茅葺きを支えるにしては細いような気もする。
正面には両部鳥居。
両部鳥居の後ろには越後平野の水田地帯。昔の人も農作業の合間に神社で休憩したり、祈っていたりしたのだろうか。
神社に戻り下を見てみる。日本建築らしく、礎石の上に柱が乗っかるだけの石場建て。地震の時にはずれ落ちることで倒壊を防ぐ日本古来の免震システム。
境内には末社・摂社らしき祠も。容易に立ち入れる雰囲気ではない。
境内には社務所もある。
境内には放水銃が配備されている。自動検知なら、首を振って屋根に放水すると考えられる。
さらには防火水槽とホースも配備。最寄りの与板消防署は車で5分の位置。
由緒書き。(パソコン大画面推奨)