清津峡渓谷

清津峡渓谷トンネル

新潟県十日町市小出

湯沢町と十日町市を流れる清津川は信濃川水系の一級河川。清津峡は黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つに数えられ、国名勝・天然記念物に指定されている。清津峡渓谷トンネルの内部から見る柱状節理は雄大で一見の価値あり。(大地の芸術祭関連で、下で紹介するトンネル内部の様子は異なることもある。)

清津峡渓谷トンネルの入口。

トンネル内部はうす暗い。カメラのISOを上げて撮影。

七谷層だろうか。どのような出来かたをしたのか想像がつかない。海底で堆積し、褶曲してこの角度になったのだ。

非常に深い渓谷を下から見ることができる。柱状節理の部分はマグマが貫入し、冷やされてひび割れたところ。

足元の節理。断面は四角形のように見える。

柱状節理。これを見ると、河川に侵食された下部から崩れ落ちていることが分かる。

清津峡の成り立ちを説明した看板。七谷層からはホオジロザメの仲間の化石が出たと。こんな十日町の山奥が海の底だったなんて…。

トンネルは清津川に沿って掘られ、数か所の窓が設置されている。