スイッチバックの二本木駅
二本木駅
新潟市上越市中郷区板橋
鉄道はレールも車輪も金属であり、急坂に弱い。そのため、勾配の急な区間に駅を設ける場合、勾配を緩和させるために「スイッチバック」と呼ばれる運転方法を行う。新潟県内で唯一のスイッチバックを見ることができるのが、えちごトキめき鉄道(旧JR東日本)二本木駅である。
二本木駅舎。明治44年開業。
駅舎から入りホームに向かう。
駅舎からホームに向かう階段。
階段を上る。
ホームは非常に広い。駅舎、ホーム屋根ともに旅情をいざなう。
待合室。
関山から普通列車がやってきた。一時停止して入線。
二本木駅に入線する115系。
ホームに入線した後、車掌と運転手が協力して後ろ向きで発車。
後ろ向きのままポイント切り替え。
(手ブレが酷いが)ポイントの向こうまで後退し、信号待ち。
左手前の新井方面へ。一気に坂を駆け下りていく。
駅名標と普通「妙高号」
鉄道マニアならご存じ建物財産標。これによるとホーム屋根は昭和10年の建築らしい。
ランプ小屋。県内では三条駅、馬下駅、市振駅で見られる。
訪問当時はJR信越本線。スイッチバック駅のため、北方面の新井、南方面の関山ともに同じ方向に記載されている。
JRへの文句
JR二本木駅を訪れた2011年5月1日は開業100周年記念入場券が発売されていた。当時高校生の私は購入目当てで朝早く長岡駅から電車で向かい、8:55頃には到着していた。にも関わらず1,000セット限定で発売された入場券は完売。私とともに電車を降りた大人たちも駅員に口々に文句を言っていた。高校生にして初めて「転売屋」、「ダフ屋」の存在を知り、一人あたりの発売枚数を設定しないJRに対し嫌気がさした。また、販売初日の当日中にヤフオクで大量に転売される入場券を見て、この手の入場券類の収集は辞めようと決意した。全然めでたくない。
売れればそれでいいJR。